【旅日記】Live the life I love :)*゜

にほん、せかいを旅する記録✏

初めての伊豆諸島

式根島・神津島へ行ってきました。



都内中心地から約260km南下したところにある、東京都の離島です。

本当は2年前の同時期に企画していたんだけれども、コロナ禍で延期に延期を重ね、ようやく実現しました。

村民のほとんどは高齢者だし、救急車も来ず、大きな病院も無い小さな離島だから、さすがに宣言中やまん防時期には遠慮しておりました。


今回島までのアクセスは東海汽船のジェット船を使います。

通常時は伊豆大島・利島・新島・式根島・神津島の各諸島に立ち寄る1便が出るのですが、GWのような繁忙シーズンは、それぞれの島に分散して船が出ます。

今回は新島経由・式根島行きの船でした。船の名前は"大漁"

1階と2階あわせて254名定員とのこと、約8割〜9割くらいは埋まっていたように感じます。さすがGW!


離島へのアクセスはジェット船の他、大型客船のあるけど、こちらは約半日かけて到着するので、今回は時間重視でジェット船を選択!



竹芝を朝7:45に出港。船の名前は"大漁"

今回割り当てられた席は進行方向右側(神奈川県側)

出発するとまずは羽田空港と離発着する飛行機を眺め、続いて川崎の工場外、横須賀の無人島 猿島、三浦半島を眺めて東京湾へ。

約2時間ちょっとの運行でまずは新島港に到着します。

ここで降りる人はサーフボードや釣具を持った人達が多い!いつか新島も上陸してみたいですな。


続いて10分程であっという間に式根島へ。

新島の後だから余計に、とても小さく感じました。

なお、自治体としては、"新島村"式根島だそう。

人口は約500人とのことでした。都内のマンション1つ分くらいやん…。


港へは、本日宿泊する民宿のご主人が車で迎えに来てくれていました。

宿"潮風"さんは港から車で5分ほど(そもそも島全体が車なら15分くらいで1周出来る規模感)。

朝10時の到着なのに部屋にチェックイン出来るのはさすが民宿。



部屋に荷物を置いたあとは、早速レンタサイクルを借りて観光へ。

まずは、式根島の定番スポット地鉈温泉へ!



ここは温泉源泉と海水が混ざって適温になる、男女関係なしに水着で入る野外の露天風呂。

私達が行った時間はまだまだ暑かったので足湯で済ませてしまいましたが、居合わせたお兄さんは気合で肩まで浸かっておりました。



続いて隣の足付温泉と松が下雅湯へ。

足付温泉に関しては魚泳いでたんだけど。これ本当に人間用の温泉??笑

松が下雅湯は人工で温度を下げていてまさしく適温。だけど他に浸かっている人がいなかったので、足湯で済ませてしまいました。


その後は島の反対側を海水浴場へ。

GWではまだ海に入るにはちょっと寒いので海水浴は出来ませんが、泊海岸と大浦海岸の海を眺めました。



そしてそのまま山道を登って(もちろんレンタサイクルは電動自転車)、神引展望台へ。

晴れていたこともあって、展望台からは新島や利島、遠くにはうっすら伊豆大島も見ることが出来ました。



最後には石白川海水浴場も観光して自転車を返すも、ここまで約6時間。

島を1周して7箇所観光してもこの時間とは、やっぱり島自体がとても小さいね。雰囲気良い。

自転車屋さんの帰りに缶ビールを購入し、民宿の庭で乾杯🍻

でかすぎる蚊と蝿がいること以外は、島ののんびりタイム最高です。


ビールタイムのあとはお風呂で汗を流してから、お待ちかねの夕食へ。

ぜーんぶ美味しかったけど、やっぱりメインはこのお造り!!

アカイカ、カンパチ、カツオ、アカハタ!!

白米も含めて、ぜーんぶたいらげました!海の幸、ありがとうございます!!!




さて、2日目は式根島を朝9時に出発する船に乗ります。

今回はジェット船ではなく、大型客船。

スピードは出ないけど、その分大海原を堪能することができます。



約1時間で船はお隣の神津島へ。

神津島は式根島よりは3倍くらい大きくて、人口も2,000人くらいいます。

港に船がつくと、今回も同じく民宿のご主人が車で迎えに来てくれました。

民宿"丈栄丸"さんは、港から車5分程。ただその行程のほとんどが急な山道で、式根島のように気軽に1周出来ないなということを感じさせます。



宿で一息ついたあとは早速観光へ。

ただ、神津島には電動自転車が1台も無いとのこと。

あるのは普通のママチャリ、ギア自転車、原付、バイク、軽自動車。

とりあえず1日目はギア自転車を選択。起伏の少ない観光地を目指すことに。


まずは自転車で走ること1時間弱、赤崎遊歩道へ。

起伏が少ないとは言っても途中険しい坂道はあり、何箇所かは手押し。

赤崎遊歩道は、夏は神津島1番の海水浴場スポット。飛び込み台なんかもあります。

ここは島の北の果てなので、式根島や利島を眺めることが出来ました。



その後はまた50分かけて漕ぐor手押しし、港へ戻ってチャリを返却し、お次はバス。

神津島空港経由で辿り着いたのは、多幸湾。

海の青さと砂の白さが綺麗で、鴎がたくさん、波は高めなビーチでした。



なんとこちらでプロポーズして頂きびっくり。

多幸湾、改めて素敵な名前。

帰りのバスではずっとヘラヘラ浮かれてました。


宿に戻って汗を流し、またまたお待ちかねの夕ご飯。

今回も海の幸がたくさん。

金目鯛の煮付け、金目鯛やアカイカやカンパチのお造り、その他絶品の海鮮の数々。

前日と同じく、全部残らずたいらげました。なんなら白米おひつ単位でおかわりまでした。食いしん坊。







夜は近くのバーまで足を運んで飲み直し。

神津島は東京都で初めて星空保護区として認定されたほどの星空の島なのに、曇り空で星が見られなかったことだけが唯一の心残りかな、残念!



さて翌日は、雨予報だったのでレンタカーを借りて車で観光へ。

まずは運転慣れも兼ねて、きのう出かけた赤崎遊歩道へ。

その後、沢尻海岸に立ち寄ってからありま展望台へ。

ありま展望台までは急な山道。これは自転車は無理だわ、車借りてよかった。


その後神津島空港へ立ち寄ってプロペラ機の着陸と離陸を見届け、

三浦湾展望台、多幸湾展望台から景色を眺めてから、多幸湾へ再訪。

きのうあんなにいらっしゃった鴎さんは皆様ご不在でした。



そして天上山の山道をドライブし、山の風冷風穴にて洞窟の涼しさを感じ、あっという間に船の出発時間が近づいて来たのでレンタカーを返却。

やっぱりこう考えると、式根島よりはよっぽど大きな島だなということを実感しました。


雨予報だったけどなんだかんだ雨が降ったのは赤崎遊歩道のみ。晴れてよかった!


2泊3日、あっという間に過ぎ去ったけど、それぞれの島の見所はほぼ見尽くして、効率よく観光することができました。

3日間なんだかんだ一度も肉を口にしなかった…?

それだけ、捕れたて新鮮な海鮮が美味しい島なのです。


帰りも、行きと同じくジェット船に乗車。

今回は伊豆大島を経由して竹芝に帰ります。

帰りの船の名前は"愛"でした。可愛い名前。


帰りも進行方向右側(今度は千葉側)。

房総半島を過ぎ去って東京湾に入るとお台場がよく見えました。


2泊3日、あっという間に過ぎ去ったけど、それぞれの島の見所はほぼ見尽くして、効率よく観光することができました。

3日間なんだかんだ一度も肉を口にしなかった…?

それだけ、捕れたて新鮮な海鮮が美味しい島なのです。


伊豆諸島には今回訪れた式根島・神津島の他にも島々がいっぱい。

ぜひ今度は夏、海に入れる季節に再訪したいです!✨



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