【旅日記】Live the life I love :)*゜

にほん、せかいを旅する記録✏

47都道府県 ついに到達!

佐賀県を訪れました!



佐賀県はこの時期が1年でいちばん賑わう季節。

11月2日〜4日の唐津くんち、そして11月2日〜6日のバルーンフェスタを目当てに日本中から観光客が集まります。


私もバルーンフェスタを目的に、2ヶ月前から宿を探し始めましたが、佐賀市内や武雄や嬉野の温泉地区はもちろん、他のエリアも軒並み既に満室でした。

そのため、今回は宿泊は福岡・観光は佐賀という1泊2日の弾丸旅になります。



東京から博多までは飛行機で1時間半、新幹線で4時間半という距離ですが、電車好きの私達は迷わず新幹線を選択。朝8時前に家を出て、朝ごはん・昼ごはんともに駅弁生活です。


8時前に家を出ても博多に着くのは13時過ぎ。

そこから、15時に午後の部が始まるバルーンフェスタの会場を目指さなくてはいけません。


博多から佐賀までは在来線で1時間半、特急を使えば1時間でさてどうしようかなと考えながらネット検索していた時に、素敵な切符を見つけました。


★バルーンさが日帰り往復きっぷ

https://www.jrkyushu-kippu.jp/fare/ticket/333



JR九州がこの期間限定で出している往復割引きっぷ。

なんと、在来線で博多から往復するだけで既に数百円安くなっているにも関わらず、料金不要で在来線特急の自由席にも乗れるのです!


しかも特急の本数も多く、「リレーかもめ」「みどり」「ハウステンボス」の3つの特急が佐賀駅に停車します。

その中でも1番車体の可愛い「ハウステンボス」の自由席に乗車することに成功しました!らっきー♫


佐賀駅で特急を降りるとそこからは普通電車に乗り換え2駅。

ですが佐賀駅のホームはかなりの人だかり。


2駅乗るとそこは「バルーンさが」という、このイベントの5日間のみ営業している臨時仮設駅。当然Suicaなど電子マネーは利用できないので、この駅に辿り着くまでに行き帰りともに紙の切符を確保しておくことがポイントです。


駅を出るともう目の前が会場。さすが臨時駅、アクセス100点の場所に作ってる。

空き場所を求めて河原の土手へ向かうと人、人、人。佐賀県でこんな人口密度になることがあるのね(2回目)



私達の目当ては午後の競技飛行。色んな企業がバルーンを飛ばして、目的地に1番近いところに自分のマークを落とせた人が勝ちというゲームです。

競技飛行は期間中の午前は9時から、午後は15時から開催されるのですが…、この日の午後は風が強くて中止、、、😭😭😭


後から調べてわかったことですが、結構他の日も午後は風の影響で中止の日が過半数😭😭

バルーンフェスタ自体は入場無料なので中止になっても返金などは当然なく、JRだって主催では無いので交通費も当然返金などはありません(*_*)

おぉん、せっかくここまで来たのに(T_T)(T_T)


呆然としている私達を置いて、どんどん駅に向かう慣れた人達の群集。

完全に出遅れ、仮設臨時駅は人であふれることに。

ここまで来てまっすぐ帰ることも悔しいし、この行列に並ぶのも嫌ということで、とりあえず歩ける所まで(佐賀駅まで)歩いてみようという都会人の思いつきに至ります。

地方ローカル線の1駅ってめちゃくちゃ長いのに、平野だし2駅くらいなら歩けるだろうという首都圏で育った人間の甘い考えの温床です🙄😜


歩きながら代替案としてどんな遊びが出来るかを考えます。


・バルーンミュージアム→17時閉館、時間が間に合うか微妙

・吉野ヶ里遺跡→17時閉館、時間が間に合うか微妙

・唐津に行く→遠すぎる。到着が18時過ぎた日没後

・さっさと博多に戻ってもつ鍋を食べる→ベストアンサーだろうがなんか悔しい…


などの試行錯誤を重ねるうち、同行者が「18:30からバルーンフェスタ会場で夜間係留を行う」という情報を見つけてくれました。

元々午後の競技だけを見る予定だった私達は調べていなかったのだけど、元々土日の夜間は「夜間係留」というライトアップのようなイベントをしているそうです。


そうと決まればあとは18:30までの時間潰しをどうするかのみ。時刻は16時、佐賀駅まで歩いて移動中も佐賀駅まで残り3キロ近くという微妙な位置。

バルーンミュージアムは気になるけど最終入館時刻まで残り30分で辿り着くのは難しい…という状況の中、たまたま道路の向こうから走ってくるのは…タクシー!!!!🚕✨


佐賀県って元々車社会なので、都会のようにそこらじゅうにタクシーがいなくて諦めかけていたのですが、ここで出会えるなんて本当に素晴らしい。

すぐさま運転手さんに行き先を伝え、バルーンミュージアムへ最終入館時刻の10分前に辿り着きました。本当にらっきー♥


バルーンミュージアムは、展示や気球の歴史だけでなく、シュミレーションシステムや操縦ゲームなどもあって楽しめました。入場料500円なのも良心的!😆


17時の閉館まで館内を楽しみ、お土産を購入して再度バルーンフェスタ会場へ。

バルーンさが駅は電子マネーも使えないので佐賀駅の切符売場も混雑してました。


18時頃に河原の土手に到着し、18:30の開始までスタンバイ。

夜間係留は約40分間の短い時間ではありますが、各気球が一斉にライトアップする様子はとても綺麗でした。なお夜間は危険なのでフライトはせず、地上に留まったままバーナーでのライトアップのみを楽しみます。

シャッターチャンスもたくさんあったおかげで、写真も動画も目視も全部楽しめて大満足!😆💕






19:10頃にフィナーレを迎えると、皆さん一斉に駅を目指します。

私達も地元の花火大会とかなら終了20分前から帰り始めるけれども、せっかく佐賀まで来たので最後の方まで鑑賞していたら、もう臨時仮設駅の入口はすごいすごい混雑。


有田伊万里方面(下り)はそうでもないけど、佐賀・鳥栖・博多方面は折返し列も遠すぎて、列に並ぶのも気が遠くなるほど。

余談ですが、長岡花火の時の動線の誘導が素晴らし過ぎたので、ここも見習ってほしい。並ぶ列もロープも何もなく、横入りしようとするずるい人がいればいくらでも出来るような環境でした。

日本人の民度に頼りすぎ🙄🙄🙄


少し悩んだ結果、私達が選んだ道は隣駅(下り寄り)まで歩き、1駅手前からローカル線に乗ってしまう手段。

ご高齢の方や子連れの方は難しいだろうけど、若い人達の中には同じ考えの方もちらほらいたようで、隣駅である久保田駅までは歩く人達の列が続いていました。


隣駅までも歩いて40分という東京では考えられない距離を歩く道中は、街灯も少なくお店も少ない暗い道。やっぱり子連れやひとりだったら歩く選択肢は無く待つしかなさそう…。

久保田駅は無人駅でしたがしっかり1区間分の切符を券売機で購入してからホームへ。(バルーンフェスタから博多間は例のお得切符を持っているので!)

ホームには既に60人ほどの人の列がありました。やっぱりみんな考えることは同じだね。


〜ここから暫く、観光に関係ない電車の話ばかりするので興味ない方はとてもつまらないと思います〜


15分ほどで6両編成の在来線各駅停車が到着。この地域だと2両や4両がほとんどなので、6両はとても有難い。

1駅乗った先である、バルーンさが駅から外を覗き込むと、まだ列に並んでいるものすごい人の数。やはり手前駅まで1駅歩く選択肢は大正解だったと確信しました。


ちなみに、今乗っている電車は鳥栖行なので、せっかく座れているので鳥栖まで在来線各駅で帰ります。

しかし、その前後の列車などは佐賀駅止まりなので、佐賀駅でまた人が列を成しているのを見て、本当に歩く選択肢をしてよかったと思いました。

40分歩いたのが報われる。運賃も170円の追加でこの楽さがもらえるなんてコスパが良いにも程がある。


鳥栖につくと、そこから博多まではある程度距離があるので出来るなら特急に乗りたいところ。

(しつこいようですが、お得切符が神なので追加代金無しで特急自由席に乗れる🚃✨)


時刻表を調べると先発は「リレーかもめ」、そして次発が「ゆふ」。

同じく鳥栖で特急待ちをしていた人のほぼ全員が「リレーかもめ」の自由席に乗り込んでいき、当然のように全員は座れずデッキにあふれて立っている様子を見送りました。


「リレーかもめ」はそもそも佐賀方面から来ているので、バルーンフェスタの帰りの人で鳥栖以前から混み合っているのは明白であり、そもそも座れるなんて望み薄。

それに比べて「ゆふ」は大分県の九大本線方面から来ているのでバルーンフェスタ客で混み合っているわけがなく、当然のようにガラガラで、ゆっくり座って帰ることが出来ました。

列車知識、楽な帰宅のためには必須です✌


〜ようやく電車の話終わり〜


博多でスーツケースを回収し、中洲川端のビジネスホテルへチェックインした頃には既に22時。

興奮しすぎて忘れていたけど、最後の食事は新幹線の中で食べた駅弁(12:30頃)なので、おなかは既にペコペコです。

せっかく中洲に宿を取ったからには当然夜食をコンビニで済ませるわけはなく、向かうは天神・中洲の屋台!


屋台は中洲・天神合わせて3軒ほど巡りましたが、私が1番気に入ったのはここ!

中洲と天神の間にある「満龍」さん。

ビールとおでん各種と明太玉子焼きを頂いて全て絶品でしたが、明太玉子焼きは本当に感動♥♥

ぜひ皆様に召し上がって頂きたいものです🥚



ちなみに3軒まわっても2人合計7000円ちょいでした。神か。



明くる日2日目は唐津観光へ。

今回、福岡は本当に泊まるだけ。観光は初日も2日目も佐賀なのです。

唐津までは博多から地下鉄とJRで1時間半ほど。


唐津駅徒歩5分の「KARAE」さんでレンタサイクルをお借りし、唐津城と虹の松原へ。

からっと晴れた良いお天気で、唐津城はとても良い写真が撮れました。




虹の松原は見渡す限りの松原で、遭難するときってこんな感じなのかなというのが正直な感想😇

今回は唐津寄りの松原しか見られていないので、ぜひ次は虹の松原駅で降りた真ん中あたりの光景を拝みたいものでした🌳



本当はもっとゆっくりしたいけど、時間もなく早々に唐津を退散。ちなみに今日食べたのはコンビニのおにぎり1個。そろそろおなかが空いてきたけど我慢です😇😇


同じく1時間半かけて博多に戻り、最後の目的地は筥崎宮。ここで初めて福岡県の観光です。

交通安全や仕事運などにご利益のある筥崎宮。11月だったので七五三のご家族連れも多く見られました。



飛行機での往復だったらもっとゆっくり出来たんだろうけど、今回はなんせ新幹線往復なもので、東京まで帰るだけでも4時間半かかります。

福岡・佐賀に後ろ髪を引かれつつも、いよいよ帰る時間が迫ってしまったのでスーツケースを持って博多駅に帰りました。


博多駅では食べたりなかった明太子や鶏弁当などを購入し新幹線の食事に備えます。なんせまだ16時の時点で今日はコンビニおにぎりしか食べてないのにこれから4時間半の新幹線なので、2食分くらい余裕で食べれるのです。


ただ今回はせっかくの博多で寒くなりかけた時期だったのに、もつ鍋も水炊きも食べられなかったところがなんとも悔やまれる…!

ぜひ次の楽しみに取っておこうと思います。



ところで、今回佐賀を観光したことで47都道府県全県足を踏み入れることが出来ました。

20歳の頃からの目標だったので、達成することが出来てとても嬉しい気持ち。

ただまだ47都道府県行ったとは行っても、まだまだ行けていない観光地は多いので、これからも国内旅行あちこち楽しんで行こうと思います!





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